今の時季、田植え前の田んぼは生き物たちに狙われている。

ちんころ家もようやく荒代かきをしました。
早速、いつものように鳥たちが。トラクターがすぐそばまで近づいても何のその、悠然と獲物探し。それでも間近になるとさすがに反対側へ。いつもは、カラスの夫婦がやって来るのですが、今年はどういうわけか、アオサギとこれも常連のトビだけでした。カラスは、もっといい田んぼがあったのかもしれません。
アオサギは、獲物が動くまでしばらくじっと静止して待つスタイル。一方トビは上方を旋回しながら、あるいは高所に止まって獲物を狙うスタイル、時には、ぶつかったかとビックリするくらい目の前に急降下してくることも．．．。今日は、トビがアオサギのすぐ近くを攻め、一瞬、両者のバトルも見られました。
鳥たちのお目当ては主にカエル（アマガエル（本当は大半がシュレーゲルアオガエル）が多いようです））。カエルたちは狙われているのを知っているのか知らないのか？、もしかしたら多少の犠牲はしかたないと運命を受け入れているのかもしれません。数日後には、アオガエルのメレンゲのように白くてフワフワの卵塊が何個も浮いていることでしょう。
※ニホンアマガエは目のあたりに黒っぽい帯状斑がありますが、シュレーゲルアオガエルにはそれがなく、体全体がつるんとしたきれいな黄緑色をしています。アマガエルでひとくくりにして見ていたのが、実は・・・・だったことに気づく人も多いのでは？