今日はお当祭り、神様が新しいお宿に移りました。

新しいお宿はくじ引きで決まります。

今日は当祭りでした。神様が新しい家にお宿替えします。
公民館で神事、直会(なおらい)を執り行った後、いよいよ今年のお宿を決めるくじ引きをします。今年のくじ引き参加者は6戸。昔と比べると参加者がずいぶん少なくなってしまいました。一升二合の米に挿した6本の紙縒りをくじ引きします。”御宿”と書いた当たりの紙縒りを引いた家が新しいお宿です。新しいお宿が決まると引継ぎの儀式。本来は両親が健在の人がお神酒と煮干しを出席者に配って回るのですが、近年は両親がそろっている家がなくなったため今は誰でも構わなくなっています。
しばらくは引き続き直会、当たりくじを引いたのは誰か?、お互いに牽制し合います。いよいよ新しいお宿が公表され、神様が宿る厨子を新しいお宿に移してお当祭りが終わりました。
この祭りはいつ頃から伝えられているものなのか、昔部落で起こった火事で記録が焼失したとのこと。今わかっているのは昭和32年から。今もそれ以降のお宿が公民館の壁に貼り出してあります。

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