またもや蝶、蛾にまつわる話題です。
以前、昔は見られなかったチョウを発見とかハチドリもどきの蛾の記事を掲載しました。
今回は、蝶のような蛾の紹介です。
先日9/20、庭先で作業中のこと。えらく小さなクロアゲハ(アゲハ蝶の一種)が飛んでいるなぁ、以前にも見かけたような?、秋になって大きくなれなかったのかな?なんて一瞬思いましたが、とりあえず何でも写真にとっておこうとマクロ機能のあるカメラを持ち出してパシャリ。何枚か撮りながら、触角の形状に違和感が・・・。通常(全て当てはまるのかどうかは”?”ですが…)、蝶の触角は先端が膨らんでいて極端に例えるとマッチ棒状なのですが、このチョウ?は蛾のような櫛状の触角ではないですか!あえて言うと、まるでアゲハモドキではないですか!ということで、さっそくネット検索。
検索結果は、まさにアゲハモドキという蛾の一種。ジャコウアゲハという黒っぽいアゲハチョウに擬態しているとの事。ジャコウアゲハは幼虫期に食草の毒成分を摂取・体内蓄積しており、アゲハモドキはそれを真似して身を守っているらしいのです。本当かどうかわかりませんが、どうやってこの一昆虫がこんな技を身につけられたのか、自然界は不思議なことだらけです。